非エンジニア向け 2026年2月版
プログラミング経験がなくても、Cursor の AI に指示を出すだけで Webサイトやアプリが作れる時代になりました。 最新機能の解説から実践ワークフロー、ハンズオン演習まで一気に紹介します。
最終更新: 2026年2月15日 | ソフトバンク様 Cursor研修 補足資料(非エンジニア向け)
「こういうアプリ作って」と一回指示するだけで、 AIが何時間でも計画 → 実装 → デバッグを勝手に進めてくれる。 途中で「次どうする?」と聞かれることがほぼなくなった。
| 観点 | これまで | Long-running Agents |
|---|---|---|
| AIへの指示回数 | 10分おきに「次は?」と聞かれる | 最初の1回だけ。あとは放置 |
| 作れるものの規模 | 1ページ、1機能ずつ | アプリ全体を一気に構築 |
| 品質チェック | 自分で確認が必要 | 複数AIが自動で相互チェック |
| プログラミング知識 | エラー修正に多少必要 | 日本語の指示だけでほぼ完結 |
Cursor社内のテストでは、チャットプラットフォーム(外部ツール連携込み)を36時間で構築した事例や、 10,000行を超えるコードをほぼ問題なく生成した実績が報告されている。 「動くプロトタイプ」レベルなら、プログラミングの知識なしで手に入る時代になった。
Figmaのデザイン、参考サイトのスクショ、手描きのワイヤーフレーム。 画像をドラッグ&ドロップして「この見た目で作って」と書くだけで、 動くページが数分で出来上がる。
Cmd + Shift + 4 で範囲キャプチャ。
デスクトップに保存されます。
open index.html を実行。
違う箇所があれば「ヘッダーの色をもう少し濃くして」など指示を追加。
Cursor 自社開発のAIモデルが大幅に強化された。 「ログイン画面を作って。メールアドレスとパスワードのバリデーション付きで。」 のような複雑な指示でも、意図通りのコードが出てくる精度が上がった。
| 場面 | 以前 | Composer 1.5 |
|---|---|---|
| UIの細かい指示 | 何度も言い直す必要あり | 1回の指示でほぼ再現 |
| 長い会話の後半 | 前の指示を忘れがち | 自動で要約して記憶を維持 |
| エラーが出たとき | 原因特定に時間がかかる | 原因と修正をセットで提案 |
| 複雑なロジック | 部分的にしか動かない | 深く考えてから回答するので精度UP |
Composer 1.5 は「簡単な指示は即回答、難しい指示はじっくり考える」という適応型の思考を持っている。 「色を変えて」のような指示は一瞬で、「決済機能付きの予約フォームを作って」のような指示は 必要な分だけ時間をかけて答える。非エンジニアの自然言語での指示に合った設計になっている。
プログラミングの知識がなくても、この流れに沿えばアプリやWebサイトが作れる。 「指示する → 確認する → 直す」の繰り返しだけ。
| うまくいくプロンプト | 失敗しやすいプロンプト |
|---|---|
| 「ヘッダーだけ作って。ロゴは左、ナビは右。背景は白」 | 「かっこいいサイト全部作って」 |
| 「連絡フォームを追加して。名前・メール・メッセージの3項目」 | 「いい感じのフォームお願い」 |
| 「このボタンの色を #cc0000 に変えて。角丸を8pxに」 | 「ボタンをもっとおしゃれに」 |
| 「モバイルで見たとき、メニューがハンバーガーに変わるようにして」 | 「スマホ対応して」 |
open index.html を実行。骨格ができているはずです。
Cursor を使いこなしている非エンジニアが共通してやっていることを、 優先度順にまとめました。
「こんなものも作れるの?」と思うかもしれないが、 以下はすべて非エンジニアがCursorで実際に作った事例として報告されているもの。
| 誰が | 何をやったか |
|---|---|
| Meta PM Zevi Arnovitz氏 | 技術バックグラウンドなしで、CursorのAIワークフローを確立。実際にプロダクトをビルド&シップし、同社のエンジニアチームから「やり方を教えてほしい」と頼まれるレベルに到達。 |
| 非技術系スタートアップ創業者 | マーケットプレイスのプロトタイプを3週間で構築。実ユーザーでテストし、初期資金調達まで達成。開発者を1人も雇わなかった。 |
| デザイナー(sakkyb氏) | Cursorのエージェントモードで vehicleexpirytracker.com を2週間弱で構築。100% AI生成コードのSaaSとして公開。 |
| i3design 非エンジニアチーム | CursorとWindsurfを併用し、サイト更新の効率を3倍に。従来エンジニアに依頼していた軽微な修正をPM・デザイナーが直接対応。 |
Cursor は強力なツールだが、万能ではない。 使い始める前に知っておくべきことを率直にまとめた。
| よくある誤解 | 実際のところ |
|---|---|
| 完全にノーコードで使える | エラーが出ることはある。ただし「このエラーを直して」とAIに貼れば大抵は解決する。コードを読める必要はないが、エラーメッセージをコピペする作業は発生する。 |
| 何でも本番運用できる | プロトタイプや社内ツールには十分。だが外部に公開するサービスは、セキュリティ面でエンジニアのレビューを入れるべき。決済機能は特に注意。 |
| AIが全部正しい | たまに間違える。だからこそ必ずブラウザで動作確認する習慣が大事。「信頼するが検証する」のスタンスで。 |
| 他のツールより絶対に良い | もっと手軽に始めたいなら Lovable や Replit Agent も選択肢。Cursor は「自由度が高いが、指示の出し方にコツがいる」ポジション。 |
| ハマりポイント | 対処法 |
|---|---|
| 最初から巨大アプリを作ろうとする | 機能を1つに絞った小さなプロジェクトから始める。ECサイト+認証+決済+管理画面を一度に要求すると、中途半端なコードの山になる。 |
| 環境構築で詰まる | 画面が真っ白、npm installが通らない等。最初はLovableやReplitでプロトタイプを作り、理解が進んでからCursorに移行するステップアップ方式がおすすめ。 |
| AIのコードを検証せずに使う | Ask modeで「このコードにセキュリティ上の問題はある?」と質問する習慣をつける。動いているように見えても裏に問題が潜んでいることがある。 |
| デプロイまでたどり着けない | VercelやNetlifyの自動デプロイサービスを使う。Cursorのターミナルから数コマンドで公開できる。 |
| 正常系だけで満足する | Plan modeで「エラーケースも含めた設計」を明示的にリクエストする。異常系を無視すると公開後に壊れる。 |
今見ているこのページと同じようなHTMLページを、Cursor の Agent に作らせてみましょう。 テーマは自由。「指示して → 確認して → 直す」のサイクルを自分で回すのが目的です。
何についてのページを作るか決めるだけ。内容は後でAIと一緒に考えれば大丈夫。
空フォルダを Cursor で開き、Composer(Cmd + L)で以下を送信します。 [ ] の部分だけ自分のテーマに書き換えてください。
骨格ができたら Apply → ブラウザで確認。 そのあと、セクションを1つずつ実際の内容に入れ替えていきます。
1セクション終わるごとにブラウザで確認する。 これを省くと、最後にまとめて確認したとき大量の修正が必要になる。
ブラウザで確認して気になった部分を直します。 「この色をもう少し暗く」「文字をもう少し大きく」など具体的に。 完成したら隣の方に見せて感想をもらいましょう。
研修のあとも学び続けたい方へ。 すべて非エンジニア向けに作られたリソースだけを厳選しました。